分離不安 |
| 分離不安とは、犬が飼い主と別れる事(置いてきぼり・一人ぼっち)によって 寂しがる事ですが、その思いが非常に強く、それは本人(本犬)にとってはと ても苦しいのです。 |
| 分離不安が先天的なものなのか、後天的なものなのか、説はいろいろですが、原因は生活環境にある事の方が圧倒的に多いのは確かです。 幼い時に経験した心理トラウマが大きく作用する事が多く、ペットショップや捨て犬の収容施設で過ごした犬に多いです。 まだ幼いうちに母犬や兄弟犬から引き離されたり、叩かれなくても無視されたり一人ぼっちにされたりした事が、その後の精神状態に大きく影響を与えているのです。 生後一ヶ月くらいで親・兄弟から引き離され、まだ母犬のおっぱいを飲みたい時期に哺乳瓶のミルクを飲んでいるのです。 兄弟達とも別れ、遊びの中からも社会化するために学ぶ一番大切な時期に別れさせられるわけです。 または、あまりかまってくれない飼い主に育てられた経験のある犬も多いです。 社会的な接触が乏しく、人間との密接なふれあいがなく、機械的に飼育するような環境で育てられた事も原因になります。 幼い頃に過酷な経験をして、その傷が深いほど、その後に飼い主との深い絆を求めるようになります。置いていかれ、一人にされる事を極度に不安がる犬になってしまうのです。 |
| 分離不安の犬は、ご主人から片時も目を離さず、ご主人が動けば自分も動く・・トイレでもお風呂でもついてまわり、常にご主人のそばにいたがります。 ご主人が着替えをしたり、家の鍵を持つなど、出かける仕草をするだけで、悲しそうな目をしたり、またはどこかへ隠れてしまう事もあります。 出かけた後は、鳴いたり吠えたり、ドアを引っかいたり、家の中のものを壊したりし、また、ご主人の留守中に何も食べない事も多いです。 時には、トイレ以外でオシッコやウンチをする事もあります。 そして、ご主人が帰ると、狂喜乱舞してお出迎えをし、愛想を振り撒き、ひとしきりこの儀式を済ませてから、やっと安心するのです。 ただ、みんながみんな、ひどい分離不安というわけでもなく、それぞれに程度の差はあるものです。 |
| ちょっと出かけている間に家の中のものを壊したりして、それを帰ってきた飼い主が見ると「どうしてこんな事するの!?」とばかりに怒ってしまう人もいますが、これは何の効果もありません。 犬はその場で叱らないと意味がないのです。 叱っている時はすまなそうな顔をして、まるで反省しているように見えるでしょうが、決して反省しているわけではなく、ご主人が怒っている態度を見て、何だかわからないけど怒られてるな・・という訳で“ごめんなさい”という顔をしているにすぎません。 (嘘だと思うなら、何も悪い事をしていないのに、叱ってみるといいですよ。きっと、と〜ってもすまなそうな顔をするはずだから。。) |
| まず最初に・・ 毎日、少なくとも20〜30分の有酸素運動が効果があるようです。 速歩で歩き続ける事を、お散歩に取り入れてあげましょう。 1日2回、5〜10分程度で充分効果ありです。 座れ・伏せなどから始めて、一言で100%命令に従うように訓練する 事によって、コミュニケーションがとれ、あなたをリーダーと認める ようになり、不安が安らぎます。 その次に・・ 夜、一緒に寝ているのであれば、ワン子用に寝床を用意し、「ハウス」 と命じ、必ずそこで寝るようにさせましょう。 どうしても一緒に寝たがるのなら、リードで繋ぐ事も必要です。 ちゃんとハウスに入れたら、うんと誉めてあげましょう。 「いけない」などと叱るのではなく、「ハウス」などと命じ、他の事を させるように訓練します。 その他に・・ 最初は同じ部屋で、だんだん部屋から出ても座ったままでいられるように し、できたら戻ってうんと誉めてあげましょう。 これも・・ 感情の起伏をおだやかにするためです。 出かけるなど、こっそり気付かれないように外出するのも効果ありです。 思います。 犬への愛情のかけすぎは、分離不安をひどくしてしまいます。 擬人化する事なく、リーダーとして振る舞う事は大切です。 決してあせらず、ゆっくりじっくり取り組みましょう(^^) |
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