子供と犬について



 子供と犬
仔犬を家族として迎えるという事は、オモチャを買うのと違って、命ある生き物を迎えるのですから、普段の世話、散歩、病気になった時、死を迎える時・・など、最後までの責任を持つという事です。

私達は“子供の情操教育の為にペットを飼うのは良い”などとよく言ったりしますが、いったい何が、どこがいいのでしょう?

毎日の世話は観察力・忍耐力・持続力を養います。
ペットの全体を観察する事は自然を気付かせてくれます。
快適な飼育環境を作る事は工夫する力や観察力、想像力が身につきます。
しつけをする事は他人への迷惑や社会のルールを考え、動物との一体感を得る事ができます。
動物に感心を持つ事は、知る事や学ぶ事の楽しさや喜びになります。
可愛いとか、可哀相と思う気持ちは他者への思いやりに繋がります。
亡くなる時まで飼育する事は、責任感を持たせます。 

最近、アメリカの調査で、殺人などの凶悪な犯罪を犯す人の中には、幼児期から青少年期に過度な動物虐待をしていた人が非情に多いという事がわかっています。子供のいる家庭でしたら、ペットの正しい飼育や暮らしを子供と一緒に考え、行っていく事が情操教育・愛護教育に繋がると思いますし、子供のいらっしゃらない方でも、近所の子供達にほんの少しのふれあいを通して何かを伝える事ができたらいいな〜って思います。 

家族として仔犬を迎えた時、可愛くてかわいくて、ずっと触っていたい子供に「ちょっと休ませてあげようね」という事だけでも、思いやる心に繋がるでしょうし、毎日の世話は大変だけど、これが自分の務めだからと頑張る事が責任感を育む事にもなるはずです。 

公園で子供が来たら、「こうやって挨拶をしてあげてね」って言ったり、ちょっと恐々しているようなら犬を座らせ、「ここを撫でてあげてね」ってすれば、安心して触れてくれるでしょう。動物を飼っていない子にも、そこからいろんな事を感じてもらえると思うんです。 私達は大きな事は何もできないけれど、こんな小さな触れ合いなら、動物の可愛さや温かさを伝える事ができるのではないかと思います。

参考:Relatio


LGR