ご褒美の使い方


 ご褒美♪

 ご褒美というと、すぐに「オヤツ」と頭に浮かぶかもしれませんが、食べ物だけでなくボールやオモチャなど、その子が大好きな物なら何でもご褒美になります。また、一番のご褒美は褒め言葉です♪
 
 オヤツは与える事に賛成の人もいるし、反対の人もいます。
反対派の意見としては、オヤツがなければ何もしなくなるから・・というのが一番の理由ではないでしょうか。消化器などに問題がある子の場合は使えませんが、上手に、犬が“おやつをもらうために何かをするようになる”ような与え方をしなければ、とっても有効です。
 また、オモチャを貰ったら離さずに、逃げてしまうような子にはオモチャをご褒美としては使えません。まず、「離せ・出せ」などを教える必要があります。

 ご褒美は、命令した事、今教えている動作に対して、きちんとできた時だけに与えます。
ご褒美は覚える為の手段であって、目的ではないのです。 


 ご褒美をあげるには

1:いつもと違う特別なものである事。

2:犬にご褒美をあげるのは、今教えている動作に対してだけ。

3:練習時間でない時に、練習中にあげたご褒美よりもっと嬉しいご褒美はあげないほうがずっと効果的。

4:オモチャやオヤツを使う場合、ご褒美があることを犬にわからせておくほうが良い。

5:たとえばオヤツと褒め言葉を同時に使うというように、組み合わせて使うとずっと効果的。


 こーんな使い方

オモチャを使うとき

オモチャを全部片づけて新しいオモチャを 1つか2つ使うと効果的。そのオモチャにできるだけ動きをつけて声や動作で面白さを出し、乗ってくるように仕向ける♪

褒め言葉を使う

最初の3週間くらいは、犬の方から相手にして欲しいといってきても、なるべくかまってあげないようにする。犬をかまってあげる時間や体に触れたり褒めたりする事をしつけ時間にとっておけば、より一層嬉しいものになる♪

オヤツを使うとき

1つ分はほんの少しだけで十分。いっぱいあげるとお腹もふくれる。練習はご飯の前の、お腹が空いている時に行うのが基本♪

 


 例えば・・
 “座れ”を教える時は「座れ」と言いながら手に持ったオモチャ・オヤツを、犬の頭の上にもっていき、少し後ろへ動かしてみます。
それを見た犬は頭を持ち上げながらオモチャ・オヤツの動きに合わせて自然に腰を下ろし、座る事になります。
ここで「そう、よくできたね。お利口さん♪」と言いながら、オモチャ・オヤツを与えます。

 犬は「座れと言われた→大好きなご褒美を見てたら自然に座った→誉められてご褒美を貰えた(^。^)」となるわけです。そして、これが「あ、ご主人がご褒美を持っている→どうすればご褒美を貰えるだろう?→こうすればいい→貰えて嬉しい♪」ってなるんですね(^^) 

 オモチャ・オヤツは、『できたらあげる』というものです。
褒める事も忘れないでくださいね。
誉めた言葉とオモチャ・オヤツを関連付けて、誉められる言葉もまた大好きなものになるからです。


 ご褒美の減らし方

 だんだん上手にできるようになったら、オモチャ・オヤツを少しずつ減らしていってくださいね。オモチャ・オヤツをあげたりあげなかったり・・ってすると、それをもらうために従おうっていう気持ちを強化する事ができるのです♪ たまにしかオモチャ・オヤツが貰えなくなると、オモチャ・オヤツの価値も高くなりますよ。

 また、オモチャ・オヤツを隠して最初から期待を持たせずに、「あれ、貰えないと思ってたのに貰えたじゃ〜ん♪」っていうふうにもしてみましょう。
これもまた、「今日はご主人はオモチャ・オヤツを持ってなさそうだけど、もしかしたらあるのかもしれない♪」・・となるわけです。
また、オモチャ・オヤツだけを期待させるのではなく、誉め言葉も同じようにとっても嬉しいものであれば、それだけでも充分なご褒美になるのです。

 



LGR by U(o!o)U