まてとこい(応用編)


 ま て   こ い 

 どんな時でも「待て」がきく♪

私は、我が家の子達を訓練所に預けた事がありませんし、唯一参加した躾教室でもこの課題は行わなかったので、自分で工夫した方法を参考までにここで紹介させていただきます。ご自分でわん子と一番いいと思われるやり方を色々試してみるのがいいと思います。 

まず、初歩の「その場で待て」をしっかりできるようにしておきましょう。最初はリード付きで、家の中で練習をしてください。家の中でできなくては、外では絶対にできません♪

外でも「その場で待て」ができるようになったら、「座れ(伏せ)・待て」を命じてから、大好きなオモチャを目の前に落したり、転がしたりしてみます。上手に待っていたら、うんと褒めてあげてくださいね。何回か行ったら、そのオモチャで遊んであげましょう。あとのご褒美無しではやる気もなくなってしまいます。

次に、ロング・リードを1本用意して下さい。10m程度の長さでいいと思います。端にナスカンを付けます。首輪にこのロングリードを付け、左手にまとめて持ちます。犬を左に座らせて「待て」を命じます。大好きなオモチャをちょっと前に投げます。最初は動いてしまわないように、すぐに顔の前に右手を出して制止するのもいいでしょう。できたらよ〜く誉めてあげましょう。

次にボールを投げ、犬が一歩出たところで「待て」と言います。それからはだんだんボールを遠くに投げ、距離を伸ばしていきます。あせらず、短い距離が確実にできてから長い距離にしていってください。

途中で止まる事ができるようになったら、「来い」と言って自分の元に呼び戻すと“来い”の練習も一緒にできます。「来い」と言って来なかったら、最初はリードをちょっと引き、気付かせてあげます。この時、犬があなたの方へ行きたいと思うような楽しいアクションをして誘いこんでください。なるべくリードの力に頼らず、犬が自分の意志で来るようにしてあげてください。オヤツを見せてもいいです。来たら、う〜んと誉めてご褒美をあげます。

最後には、オモチャを追いかける速度が全速力になったところで「待て」をかけます。 止まらずにボールを追いかけてしまうと、リードで止められ、不快感をおぼえます。

「待て」と命令してきちんと待った後は、「来い」と言って自分の所に来させるか、「よし」と言って命令の解除をしてあげてください。解除されるまで、その場を動いてはいけないんだよという事も理解させます。

また、リードを付ける事によって構えてしまい、思いっきりオモチャを追いかけない子もいます。そういう時は、家族かどなたかに協力をお願いし、一緒に走ったりしてもらうのがいいと思います。
一度に何回もやると、犬もあきてしまいますので、10〜15分程度でいいと思います。途中で飽きてきた様子が見えたら、すぐに止めましょう。 

リードを付けた状態でできるようになったら、今度は安全な場所でリードから放して(引きずったままでもいいです)やってみましょう。最初はやはり短い距離から行ってみるのがいいと思います。また、犬を座らせて待たせ、自分は少し離れます。そこからオモチャを投げると、犬とオモチャの間に自分がいる事になります。オモチャを投げ、犬が追いかけたら目の前で「待て」と言って顔の前に手を出します。声だけでなく手も使って制するのでけっこう上手くいきます。 

そして、使えるものは何でも使いましょう。向こうから大好きな人やダチ犬が来るのを見付けたらその場に座らせ、しばらく待たせます。「よし」と言うと喜んで行きますね。そこを「待て」と言って待たせるんです。追いかけたくて行きたくて、ムズムズするくらいにじらしておくのはとってもいい練習になります。

色々な生活場面、お散歩場面を利用して練習(経験を積んで)するうちに、きっと「どんな時にも“待て”といえば待てる子」になっていくはずです(^^) ただし、“犬の認めるリーダーになっている”という事が大切ですよ。いろいろ工夫しながらやってみてくださいねん♪


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